オーガニックコットンの三つの優しさ
① 使う人に優しい…
オーガニックコットンは製造に当たり、化学薬品等での漂白、染色などを行わない為、綿花本来のなめらかな肌触り、優しい風合いが保たれています。
また栽培、製造過程において人体に危険な薬品は一切使用しておりませんので、赤ちゃんや肌の弱い方も安心してご利用いただけます。
オーガニックコットンは製造の際に、
化学薬品による漂白・染色を行わない為、綿花本来の
なめらかな肌触り、優しい風合いが保たれています。
また栽培、製造過程においても人体に危険な薬品は
一切使用しておりませんので、赤ちゃんやお肌の弱い方も
安心してご使用いただけます。
特に新生児は、皮膚が大人に比べ非常に薄く、細胞自体がまだ安定していない為、生後1ヶ月ぐらいはお肌に優しい素材を使うことが、お肌のトラブルを防ぐ為に非常に重要だといわれています。
またお肌にストレスの少ない肌着を着ることで、免疫力が20%上がり、さらに自律神経のバランスも整うという研究結果も出ています。逆に肌にストレスの多い肌着は成長ホルモンを抑制してしまいます。 是非オーガニックコットンの優しさに触れてみてください。
是非オーガニックコットンの優しさに触れてみてください。
② 作る人に優しい…
綿花を栽培する国の貧しい農民たちは、昔から化学薬品にさらされてきました。
特に綿花に使用する農薬量は他の農作物に比べ非常に多く、綿花栽培の盛んなインドでは、綿花の栽培過程で使用する農薬の量が、国内全体の農薬使用量の54%を占めるとまで言われています。
その結果、綿花を栽培する農民たちの多くが深刻な健康被害にあっています。ある統計では農民の50~90%が、化学薬品による何らかの症状に苦しんでいるといわれています。
オーガニックコットンの栽培ではそうした農薬などの化学薬品は使用しないので、栽培する農民の健康を守ることができるのです。 また同時に、そうした農民の生活支援もできます。それが近年広まってきた、「フェアトレード」という考え方です。
先進国に住む私たちが、途上国の生産するモノを適正な価格で購入することにより、生産者たちの自立や生活を支援し、また同時に途上国の環境を守ろうという新しい運動です。
つまり高品質のオーガニックコットンを、私たちが購入し使用することで、遠く離れた生産地の農民たちの生活と環境を守ることができるのです。
③ 環境に優しい
オーガニックコットンの栽培は無農薬で行われるため、土壌や生態系にとても配慮されています。
また収穫後、綿花が製品になるまでの過程も環境をいたわる優しいものになっています。
普通の綿製品の場合、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製など、それぞれの製造工程において、多くの化学薬品が使用され、そのほとんどが河川にそのまま流されています。
しかしオーガニックコットンの認証基準では、可能な限り化学薬品を使用しない、もしくは環境負荷を最大限考慮したものを使用することとなっています。
これは最終的に使用する私たちの健康のためにも嬉しいことですし、地球にも優しいのです。
オーガニックコットンは上にあるように多くの綿製品に行われるような、漂白、染色、柔軟剤、防縮剤、防ししわ・形態安定剤などの機能性や見た目の良さを目的とした加工は行われておりません。
そこで使用当初、綿本来が持つ油脂成分のため多少吸水性が悪かったり、縮みなどが発生する可能性がありますが、数回洗濯して頂きますと、綿花の油脂成分が適度に抜け、本来の柔らかさと吸水性が出てまいります。
また漂白もしていないため、綿の茎や葉が生地に入り込み黒い点のようなものがあったり、色が均一でないということがあります。
これもオーガニックコットンの風合いの一つの良さとしてご理解ください。